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川上正浩ブログ

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日々雑記 の記事

千一をかける

 さて。
 先回のブログ(「六桁の数字にするには...」)の続きであるが,任意の3桁の数字を2回繰り返して6桁の数字にするには,結論から言えば,千一をかけることになる。
 たとえば,任意の三桁の数字として314を思い浮かべたとしよう。
 これを2回繰り返す,ということは,314314とすることであり,この,314,314は,要するに314,000に314を足したものである。
 言い換えれば,314を1,000倍した数字に314(314を1倍した数字)を加えることになり,つまりは314を1,001倍することになる。
 ということで,三桁の数字を2回繰り返した数字は,必ず1,001の倍数になるのだ。
 ここで,1,001は,13×11×7であるので,三桁の数字を2回繰り返した数字は,必ず,13,11,7の倍数になるのである。
 言わずもがなの説明をしてしまったが,要はマインド・コントロールでもなんでもない。
 単なる数学的に必然の帰結である。
 こうしたことも,呈示の仕方によっては,マインド・コントロールのように見える場合がある。
 それは,心が,そのような解釈を受け入れがちであることと関係があるのだろう。
 マインド・コントロールそのものはともかくとして,こうした心理学的なところは非常に興味深い。
 なんとか心理学っぽいブログ...って話ですけど。

六桁の数字にするには...

 さて。
 先回のブログ(「三桁の数字を思い浮かべて...」)について,「イラッとした!」的なレスポンスを,ブログ以外のルートから諸々いただいているので,ちょっと解説しておきたい。
 当然のことながら,これは,マインド・コントロールなどではない。
 純粋に数学的な現象である。
 任意の3桁の数字を思い浮かべてもらうところまでは,何の種も仕掛けもない。
 ポイントはこれを繰り返して,6桁の数字にしてもらうところである。
 これがどのような操作であるのか,つまり,任意の3桁の数字を2回繰り返して6桁の数字にする,ということは,この任意の3桁の数字に何をしているのか,ということを数学的に考えてみていただきたい。
 ということで,中途半端だけど,まずはヒント回ということで。
 やっぱり「イラッとする!」って話ですけど。

三桁の数字を思い浮かべて...

 さて。
 突然であるが,任意の数字3桁を思い浮かべてもらいたい。
 3桁の中に,同じ数字が含まれていても構わない。
 もちろん含まれていなくても問題ない。
 3桁の数字,思い浮かべていただいただろうか。

 思い浮かべてもらったら,その3桁の数字を2回繰り返した6桁の数字を思い浮かべてもらいたい。
 思い浮かべていただいただろうか。
 実はこれ,簡単なマインド・コントロールの実験なのである。

 数字を思い浮かべた時点で,既にマインド・コントロールは始まっているのだ。
 その証拠に,今思い浮かべていただいている6桁の数字は,7で割り切れる数字になっているはずである。
 しかも。
 さらにマインド・コントロールがうまく行っていれば,それは,11でも割り切れる数字になっているはずだ。
 さらに。
 もっともっと,コントロールにかかりやすい人であれば,13でも割り切れる数字になっていることだろう。
 さて。
 あなたはマインド・コントロールに強いタイプだっただろうか。

 詳細はまたいずれ,って話ですけど。

能力を測定する

 現在も共同研究鋭意進行中であり,とある特性・能力を測定するための項目を模索している。
 諸々の事情があり,あまり細かくは語れないのであるが,これがなかなかに難しいのである。
 測定に使うものであるので,簡便さが大事であるし,もちろん信頼性と妥当性の問題がある。
 ブログにはそぐわないかもしれないが,心理測定における信頼性と妥当性の話を少し。
 どんな観測値,測定値でも誤差を伴わないものは存在しない。
 その誤差をいかに少なくするか,安定した測定を行うかという問題が信頼性の問題である。
 一方,信頼性の高いデータが得られても,それが測りたいものを測っていなければ意味がない。
 ボーリングで何回投げても必ずガーターだという人は「安定して」はいるが,当然それで十分ではない。
 安定してストライクが取れて初めて意味があるのだ。
 このように,測定が的外れでなく測るべきものをきちんと測っているかどうかが妥当性の問題である。
 当然のことながら測定は信頼性と妥当性が確保されていなければならない。
 この辺りが「ものさし」を作る際の悩みの種となるわけだ。
 今回測定しようとしている特性・能力は,さらに,同一個人で「繰り返し測れる」という要件も満たさないといけないのだ。
 なかなかに難題と言えよう。

 ということで,そうした項目に創意工夫しているところである。
 ということで,研究に復帰する。
 うん,やっぱりブログ書いてる余裕ないんじゃないの?って話ですけど。

足掻の合間に...

 現在,共同研究鋭意進行中である。
 絶賛進行中と言っても良いかもしれない。
 なにせ2種類の共同研究で都合3本の学会発表を行うべく,ジタバタしているのである。
 実はどちらの研究も,厳密にはいわゆる"認知畑"の研究ではない。
 領域がそういう領域であることと,共同研究者がいわゆる"認知畑"の研究者ではないので本当に勉強になることが多い(もちろんいわゆる"認知畑"の研究者との共同研究も勉強になるのである)。
 楽しいのである(もちろんいわゆる"認知畑"の研究者との共同研究も楽しいのである)。
 まぁ学会発表原稿は書かないといけないので楽しんでばかりもいられないのだが(もちろんいわゆる"認知畑"の研究者との共同研究も学会発表原稿は書かないといけないのである)。
 ということで,研究に復帰する。
 うん,ブログ書いてる余裕ないんじゃないの?って話ですけど。

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