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川上正浩ブログ

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感想から考える(1)

 とある授業で,学生さんからこういう感想を頂いた。

 『先生は考えることが大切だとよく言っておられますが,私は考えるということが苦手です。
 というのも,自分で考えて答えを出しなさいと言われても間違うことが怖いからです。』

 なるほどなぁと思った。
 学生には常々考えろ考えろと言っているものの,その苦手の理由が間違うから,という風には理解していなかった。
 そこで,以下のようにコメントした。

 『慣れないから,当然そうですよね。
 自動車の運転,とかみんなまだ運転免許をもっていないかもしれないから,場合によっては自転車の運転,とかに例えてみたらいいかもしれませんね。
 あるいはスキーとか。
 川上はスキーは全然滑れません。
 びっくりするくらい運動神経が鈍いので。
 こういうのってさ,慣れないと危なくて,怖いですよね。
 スキーだと転ぶし,自動車も事故を起こしたりしたらシャレになりませんよね。
 だけど,練習して,慣れてきて,上手になってきたら,それ自体を楽しむことができるようになると思います。
 川上,できないから余計そう思うのかもしれないけれど,スキーとかうまく滑れたらものすごく楽しそうですよね。
 自動車も,そんなに川上は運転が上手だとは思わないですけど( だから小さい車をいつも選んでしまいます ),運転は結構好きです。
 自分の思う通りに走れたり曲がれたりしたらすごく気持ちがいい。
 「 考える 」とかも,さっきから言ってる通り,頭の運動なので,うまくできるようになったら絶対楽しくなります。
 便利にもなるしね。だから,間違える,とか不安があるのは当然だけど,練習あるのみです。』

 何が言いたいかというと,下手だと面白くないし,面白くないと練習したくないし,そこんところが問題だな,ということである。
 要は,「できるようになった世界」をどのように見せてあげられるか,というのが,教育の根幹なのだと思った次第である。
 というふうに,川上が講義をした内容について,学生さんから感想が寄せられ,それをきっかけに河上としても改めて考えさせられる部分が多いなぁと今更ながら思ったので,これを今更ながらシリーズ化してはどうだろうか,と思ったのである。
 手抜きのために,授業資料を流用してるだけなんじゃないの?って話ですけど。

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