ペンギンのイラスト ねずみのイラスト

川上正浩ブログ

TOP > 先生blog > 川上正浩ブログ > 日々雑記 > 遠隔が始まる(2)

遠隔が始まる(2)

 ということで,当然,遠隔授業はもう始まっているわけで,もう一度「始まる」わけではないのであるが,ブログの内容が,こう,連続した感じなので,こういうタイトルにしてみた。
 さて。
 当のブログ,「遠隔が始まる」では,かなり偉そうなことを書いてしまったのであるが,やはり遠隔授業には苦労する。
 川上も授業に応じていろんな「パターン」で臨んでいるのであるが,思いの外負荷がかかるのが,「テキスト配信講義」である。
 これは,音声認識の機能を使って,川上が講義調でしゃべる声をテキスト化し,これを資料として配信する方式である。
 意図としては,「講義調」のテキストにすることで,授業の臨場感を保ちつつ,通信環境の悪い学生にもストレスなく受信できるように,ということなのだ。
 実は川上が気に入っている英語の参考書に,「英文法講義の実況中継」というのがあるのだが,その方式を真似て作らせていただいている。
 しかも,現代は音声認識システムがあるので,タイピングよりも,生の講義に近いテンションのものをテキスト化できているのではないかと思う。
 しかしながら,臨場感を出すために,ウェアラブル的なマイクを装着し,立ち上がって,1人パソコンの前でテンションを上げて語っているのは,自分でもちょっとなんだかなぁと思う。
 また,音声入力は,スピードそのものは結構出るのであるが,一定時間(量?)のところで,勝手にオフになったりするので,どうしても細切れになってしまうこと,句読点が入らないので(入らないこともないのだが,そのためにはその度に,「てん」とか「まる」とか発声しないといけないので,それもリズムが狂うのである),それを後から補う必要があること,さすがに音声認識がパーフフェクトというわけにはいかないので,後からのテキストの見直しが思いの外大変なこと,など,デメリットもいくつかある。
 繰り返すが,臨場感は最大のメリットだと思っているので,この音声入力方式とタイピング方式を随時組み合わせながら,テキストを作成している。
 遠隔授業のメリットだと考えているのは,「教材」を「配信」すれば,それがテキストであれ画像であれ動画であれ,立ち止まって自分のペースで進めていけることである。
 ちなみに言えば,そのメリットは,動画の配信よりもテキストの配信の方が効果的だとも思う。
 そして,こうしたメリットを十分に活かしつつ,こうした形態に合わせた授業を作っていかなければならないのだろう。
 その一方で。
 我々が独自の工夫をするほど,学生さんは様々な種別の授業に遭遇することになり,場合によっては混乱することもあるだろう。
 そうした意味では,学生さんにも,それぞれの方法のメリットやデメリットを納得してもらった上で,一緒に授業を作っていく形にしていかないと,混乱は無くならないのではないかと思う。
 ということで,結論的には,学生さんと協働体制で授業を作っていく必要があるな,という遠隔でも対面でも変わらないものに至ってしまったのだ。
 そういうもんだよね。
 もちろん,協働体制,と一口に言っても,そのレベルは様々に存在する。
 まずは,遠隔ではあっても,学生を見失うことのないようにはしたい。
 学生さんへの連絡で,時々言っているのだが,遠隔授業だからこそ,連絡は密に。
 この「密」は良い「密」だからね,と親父ギャグを添えることも忘れていないが,ひょっとしてこういうびが,むしろ密を疎にする原因になっているんじゃないの?って話ですけど。

コメントを投稿

(ご投稿いただいたコメントが投稿されるまでに、
ブログオーナーの承認が必要です。しばらくお待ちください。)


画像の中に見える文字を入力してください。

カレンダー

カテゴリ