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川上正浩ブログ

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強気を評価する

 最近とみに寒くなった。
 先日も,帰りがかなり遅くなり,ゼミ生さん達と,大学最寄りの河内小阪駅に向かったが,やはりこうした時間ともなると随分冷え込む。
 帰途にはいくつかの飲食店さんがあるのだが,その中の一軒であるラーメン屋さんの前に,立て看板が。
 あんまり詳しく書くのもあれなので,ちょっとぼやかして不正確に伏せながら書くと,

「本日のおすすめ ○○冷麺」

 いや,攻めるなぁ。
 おそらくこのタイミングで外を歩いている皆さんは,
「う〜,さぶいさぶい。」
 というモードであることと思う(実際,我々はそうであった)。
 そこでラーメン屋を発見する。
「う〜,さぶいさぶい。おっ,こんなところにラーメン屋が。」
 このシチュエーションでの「ラーメン屋」は,かなり吸引力が強いのではないか。
「う〜,さぶいさぶい。おっ,こんなところにラーメン屋が。ちょっとあったまっていくかなぁ。小腹も減ったし。どれどれ,メニューは......」

 からの,〇〇冷麺である。
 本日おすすめ。

 店主のこだわりの半端ないことが感じられるではないか。
 「今日入ったこの素材は,やはり冷麺で」というような。
 なんだか嫌味っぽい書き方になってしまっていて反省しているのであるが,本当に,こうした「強気」を評価したいと思っているのである(伝わりにくいかなぁ)。
 言い換えれば,「いやぁ,このところ暑い日が続いているから,冷麺出したら売れるやろ」みたいな(もちろん,どこかのお店がそういう商売をしているという当て擦りをしているわけではない。難しいなぁ)姿勢と較べて,「少々寒くて,だから売れにくいかもしれないけれど,今,ぜひこの冷麺を食べて欲しい」という姿勢の方が素晴らしいなぁと思うわけである。
 もちろん,それを「自己中心的」と見る向きもあるであろうが,考えてみると我々の仕事もこれに近いような気がしてきた。
 教壇に立つ身としては,もちろん学生が何を学びたいか,ということも重要なのだが,一方で,我々が何を伝えたいか,も重要ではないかと思うのだ。
 それらがぴったり一致していることがもちろんベストなのであるが,教育のプロセスの場面場面で考えると,なかなかそうもいかない場面もあるように思う。
 そうした中で,伝えたいことをどのように伝えていくか,伝えたいことをどのように伝えてもらいたいことにしていくか,というのが教育の腕の見せ所なのだと思う。
 あれ,そんな話が書きたかったんだっけ?って話ですけど。

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