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川上正浩ブログ

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忠実な人は

 いやはや,いまだに世の中知らないことだらけである。
 漢字研究者の端くれ(業界そのものが端くれであるよな気もするが)として,漢字には色々と気をつけていたつもりであったが,それでもまだ難読漢字に引っかかるのである。
 今日も,ひょんなことから,新しい難読漢字を知ることになった。
 皆さんは,これ,読めますか?

 「忠実忠実しい」

 いかがでしょう。
 実は川上,これ,全然知らなかったのである。
 正解は,「まめまめしい」。
 そう,「忠実」と書いて,「まめ」と読むのだ。
 なので,いわゆる「まめな人」というのは漢字で書けば「忠実な人」となり,「チュウジツナヒト」と区別が難しくなる(川上の頭の中では「正義と真実の人」というフレーズが活性化しているが,世代的にも領域的にもマニアックな連想なので,ここではこれ以上展開しない)。
 もちろん,「ちゅうじつ」の場合は,「職務に忠実な」とか「主人に忠実な」といった形で補語(だと思う)を採ることが多いと思うので,実際の場面では区別はそれほど難しくないのかもしれないが。
 おもしろいのは,「まめ」と読んだ時と,「ちゅうじつ」と読んだ時とで,意味が随分と変わることである。
 熟字訓(「竹刀」を「しない」と読むような)であるだろうに,意味の部分のズレが大きいところがなんとも気持ちが悪い。
 「まめ」の場合には,「まめに暮らす」といったように「身体が丈夫」という意味も生まれたりするわけだし。
 ともあれ,個人的には知らなかったので,非常に驚いた。
 覚えておこう。
 単なる備忘録か,って話ですけど。

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