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川上正浩ブログ

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挿画に文句をつける

 とある授業の休憩時間のことであるが,学生さんが飲んでいたコーヒーが気になった。
 正確に言えば,コーヒーというよりはそのパッケージ,が気になったのである。
 色々と差し障りがあるといけないので,一応その部分のアップだけ載せてみるけれども,このようなペットボトルである。

IMG_7968.png

 どうですか?

 いやいや。
 コーヒーを美味しく淹れる過程のどこかで,こういう局面がありますか???
 もし,こうなっていたとしたら,それはほぼ100%の確率で,淹れるのを失敗していると言える。

 いきなり嫌味な書き方になってしまったが,川上が何を思ったのかというと,「人間というのは,つくづくイメージの生き物なのだなぁ」ということである。
 こうした画像に,おそらく多くの人は,違和感を抱かず,「美味しそうなコーヒーだなぁ」と純粋に感じるのだと思う(どう考えてもそれが正解である)。
 むしろ,これが正確に,「挽いた(挽かれた?)豆」が描かれていたとしたら,そこからは多分メッセージとしての「美味しさ」は伝わらないとも想像できる。
 かなり写実っぽく描かれたこのコーヒー豆の画像を,全体として「写実」であるとは捉えずに,イメージに昇華させて,そこからコーヒーの美味しさをイメージとして取り出す,というのは,人間の能力の素晴らしさだと思う。
 さらに言えば,こうした操作を,意識や違和感を感じさせずに「自動的に」行っているところが実にすごいことだと思う。
 そう言えば,と「パッケージ」がらみで思い出した話があるのだが,それはそれで長くなるので,また今度。
 なんだか一人リレー・エッセイみたいになっているが,まぁそれはそれで。
 それはそれで,というか,本人が満足してるだけでは?って話ですけど。

コメント (2)

こしろえいこ:

ファミレスやデパートの食堂の店頭にある食品サンプルでも、コーヒーといえば、白いコーヒーカップから「豆」があふれてますね。焦げ茶色の液体だと、コーラと区別がつかなかったりもして、明確にコーヒーを連想させるためには、豆がダイレクトなのでしょう。逆にコーラは液体しかありえないかも。食品サンプルでは、コーラとアイスコーヒーをどうやって区別しているのでしょうね?

川上:

コメントありがとうございます。
確かに,コーヒーそのものが「映え」ない飲み物なのかもしれません。
「悪魔のように黒」いだけではダメなんでしょうね。
弁別ということに関しては,烏龍茶とアイスティーも難しいところだと思います。
そういう意味では,緑茶は茶葉のイラストなどで美味しさを表現することはありますが,紅茶に関しては茶葉のイラストでなんとかしようとしている例は知りませんね。

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