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川上正浩ブログ

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他者と研究の話をする

 今月中旬は学会続きでバタバタしていた。
 日本心理学会の妖怪心理学のシンポジウムは(例によって)実にエキサイティングであった。
 毎回のことであるが,学会に出かけると,研究しないといけないなぁと強く感じる。
 それに,学会で発表者から聴く,「(他)人の研究」の方が,(自分の研究よりも)何故か色々なアイディアが浮かんだりする。
 この条件をこうしてみたらどうだろう?とか,この条件は,これとこれの二つに分けられるな,とか。
 皆さん(誰?),そんなことないですか?


 おそらく,他者の研究では,知らず知らずのうちにかけられる縛りのようなものがないこととか,自分の研究では,そんなすぐ思いつくようなことは既にやり終えている,とか,そうした理由があるのではないかと思うが,アイディアが浮かぶと,他者の研究であっても,なんだか嬉しくなってしまう。
 いずれにしても,学会に出かけて,他者の研究の話で盛り上がることは,実にエキサイティングなのであった。
 もちろん,自分(達)の研究についても,盛り上がれることはエキサイティングである。
 教育心理学会での我々のポスター発表には,現役の大学生さん(他大学)などが来てくれて,我々の「研究対象」である学生さんから色々と面白い話が聴けた。
 特に某大学の男子学生さんは,心理学とは関係のない学科の学生さんで,自分の具体的な体験を交えながら,現代学生事情を話してくれ,中々に新鮮な体験であった。

 そして学生さんと言えば,今年の日本心理学会は,予約さえしておけば,現役の学生さんは無料で入場可能ということであった。
 これは割と画期的なことであると思い,川上も学内に「参加してみませんか?」と宣伝しておいた。
 その結果,1年生から4年生まで,何人かの本学学生さん達が学会に足を運んでくれていた。
 参加費用が無料とは言え,交通費等もかなりかかったのではないかと想像するが,それでも彼女達には良い経験であったはずだし,そうであったことを祈っている。
 会場でも少し話をしたり,あるいは後日,「面白かった研究」の話などしたりしているのであるが,大学が「学びの共同体」であるという当たり前のことを楽しく感じることができている。
 こういうのが大事なのだとつくづく思う。
 授業そのものが大学の基盤であることは当然であるが,それ以外の学びの部分がすごく大きいんじゃないかなぁ。
 学会の話をしていたつもりが,いつの間にか大学の話になってしまった。
 これは妖怪「話ずらし」のせいかもしれない。
 何でも妖怪言い訳にするんじゃない,って話ですけど。

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