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川上正浩ブログ

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2014年5月 の記事

告白と同じかと思う

 例によって,通勤途中にカーナビのワンセグ音声を聞いていた時である。
 ちょっと気になる表現が聞こえてきた。
 消費税増税にまつわる家計の話,ドキュメント系という感じの番組。
 ナレーションで,
 
 「…,じょうずに遣り繰らないといけません。」
 
 なんだか違和感のある表現であった。
 川上なら,
 
 「…,じょうずに遣り繰りしないといけません。」
 
 としていることだろう。
 感覚的には,「これは誤用だ」と思われたのだが,「遣り繰る」という動詞は調べてみるとちゃんと辞書にも載っているようだし(幸田露伴の例文が掲載されていた),誤用と決めつけたのはむしろこちらの誤りであった。
 ごめんなさい(これは謝り)。
 ともあれ,何が違和感を感じさせたのかである。
 つまり川上の中では「遣り繰りする」が動詞の形で,これを「遣り繰る」とされると,なんだか「告白する」を「告る」とされているような感じがしてしまうのである。
 同じようなものとして考えられるのは,「ただ乗りする」を「ただ乗る」,「膝蹴りする」を「膝蹴る」,「ワン切りする」を「ワン切る」,「駅貼りする」を「駅貼る」,「青田買いする」を「青田買う」といった感じか(どんどん強引になっている感じもする)。
 あ,違うな。
 「切り貼りする」を「切り貼る」,というのが一番近いのであろう。
 つまり,「遣り繰り」の「繰り」部分がもともとは「繰る」という動詞であることは良いのだが(こんなところで「良い」とか「悪い」とか言われる筋合いもないのだろうが),頭に何が付いているのかがたぶん問題なのだろう。
 さっき自分で挙げた例を違うと思い直したのは,何が付くかというところがたぶん根本的に間違っていただろうと思ったからである。
 その原因は,「遣り繰る」の違和感は,“名詞”+「する」の形で動詞として安定化しているものを,あらためて動詞化することへの違和感であると考えていたのであるが,例に挙げたものは基本的には“名詞”+“動詞”を名詞化したうえで,これに「する」を加えて,動詞として安定しているものである(「ただ乗り」は違うと思うし「ワン切り」は怪しいところであるが)。
 わかりにくいかもしれないのでもう少しだけ書いておくと,「膝(という名詞)」+「蹴る(という動詞)」を合わせて「膝蹴り(という名詞)」にしたうえで,これに「する」を加えて動詞として使っているもの,という意味である。
 しかし。
 「遣り繰り」の場合は,正確かどうかはわからないが,おそらく「遣る」+「繰る」を名詞化したものであり,たぶん「切り貼り」とか「飲み食い」とか「舞い踊り」などに近いのではなかろうか。
 で,「遣る」と「繰る」とが本来なら並列の感じであるのに,「繰る」だけを動詞的に戻してしまうことが違和感のような気がしてきた。
 気がしてきただけだけど。
 まぁいずれにしても「遣り繰る」というのは正しい(そもそも言語を正しい正しくないというのもある意味無粋な話ではあるが)表現であるということがわかったので(今回のケースでは,mustの意味が入ることの違和感という考え方もあるが),ごちゃごちゃと書いてきたが,何も文句を言う筋合いはないという話であった。
 でも。
 「遣り繰らないといけません」って,なんか違和感感じません?
 往生際悪い…って話ですけど。

竹冠に旬と書く

 全然どちらでも良いが,「たけのこの里」派である。
 もちろん,「きのこの山」と「たけのこの里」のどちらが好みかという話である。
 まぁ,なぜか「きのこの山」の存在はご存じだったが,「たけのこの里」の存在はご存じなく,川上が「たけのこの里」ってのもあるんですよ,と教えて差し上げた途端,「どんな形してんの?」という(「たけのこの形に決まってるでしょう!」という答えしか思いつかない)質問を投げかけられた方(某お人形さんみたいな先輩である)もいらっしゃるかもしれないが,まぁ日本では定番になる二択の問題である。
 
 それはさておき,たけのこの漢字についてである。
 「たけのこ」という漢字は「竹冠」に「旬」と書く。
 川上は,この漢字の由来を,いわゆる「旬」(Wikipedia的には「ある特定の食材について,他の時期よりも新鮮で美味しく食べられる時期)っぽい食べ物であるので,そう書くのだと想定していたのであるが,どうやらそうではないらしい。
 そもそも「旬」には,時間の単位として10日間という意味があり(上旬とか中旬とか言うときのあれである),要するに竹がたけのこである期間が10日間くらいであるところから,この漢字ができたようなのである。
 なるほどなぁ。
 語源やら漢字の由来やらの話は大好物であるのだが,やっぱりおもしろい。
 あれ,たけのこの里の話は?って話ですけど。
 

選択の余地がある?

 ついでなので,これもどこかで見つけたジョーク(?)。
 やっぱり結構気に入っている。
 
 
 12月24日の夜…
 
 子「おじさんは…!」
 ?「いい子にプレゼントだ」
 子「やった!」
 ?「飛騨牛の肩ロース」
 子「え…?」
 ?「松阪牛のリブロース」
 子「…」
 ?「鹿児島産の豚ロース」
 子「…」
 ?「さぁ,選べ」
 
 
 さすがに蛇足になるのでここまで。
 まぁやっぱり駄洒落なんですけど。
 え,本当にこんなので一本でいいの?って話ですけど。
 

皇帝の名にかけて

 ネタに困るとジョークを書いてお茶を濁すと思われるのは心外だが,ネタに困ったのでジョークを書いてみる。
 結構気に入っている。
 
 
 中学生 「あ! グラウンドにペンギンが!」
 中学生 「こうていペンギンだ! 2つの意味で!」
 ペンギン「そうですね」
 中学生 「こうていペンギンだ!3つの意味で!」
 
 
 こういうの,結構知的な感じがするのだが気のせいか。
 まぁ駄洒落なんですけど。
 え,こんなので一本でいいの?って話ですけど。
 

縦書を考える(2)

 違うのである。
 いわゆる縦読みの話を書いたブログの次のブログタイトルが「縦」で始まっているのは偶然である。
 また高いハードルを(タイトルに関しても)設けられても困るので,とりあえず弁明だけ。
 すいません,って話ですけど。

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