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川上正浩ブログ

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浦和にもの申す

 某氏のブログで,地下鉄路線図の「総合リハビリセンター」の英語表記が,「Sogo Rihabiri Center」になっている件がとりあげられていた。

 この表記では本来この英語表記を利用すべき,「旅行者をはじめとする英語をそれなりに知っている者」の役には立たない,という話である。

 まったくもって仰る通りである。

 痛く同感しつつ,ここで思い出した話が3つあった。

 コメント欄に書き込んでも良かったのだが,3つもあるので長くなりそうだし,画像を添えた方がリアリティが増すと思ったので,自分のブログで展開することにした。

 

 

 1つめは,まったく同じ話であるのだが,本学の学食メニューに添えられている英語表記である。

 これについては,先の某氏のブログと結局同じ展開になるので,ここではこれ以上展開しない。

 興味のある(本学学生の)方は,学食で自ら確認してみていただきたい。

 

 

 2つめは誰のためか,ということからアクティベートされた話である。

 某所で見た看板に感心したことを思い出したのだ。

 その看板は,「危険 立入禁止」という,ある意味ではお馴染みの看板であった。

 しかし,その看板には,いわゆるルビ(振り仮名)が振ってあった。

 ちなみにルビというのは,振り仮名に使う程度の活字の大きさを,宝石名にちなんでruby(ルビー)と呼んでいたことに由来する。

 ともあれ,そのルビに曰く,

 

 「あぶない はいってはいけません」

 

 なるほどなぁと,痛く感心した。

 ここは,通常なら「きけん たちいりきんし」とルビを振ってしまうところであろう。

 それを「ルビが必要な人」に合わせてルビの方を調整しているわけである。

 つまり,「誰のために」「何のために」ルビを振っているのか,というのを忘れていないということだ。

 こういうのがあるべき姿なのだと思う。

 

 

 3つめは路線図に関する話である。

 以前,浦和方面に学会で出かけたのであるが,ちょっと驚いたことがあった。

 駅が浦和だらけなのである。

浦和近辺JR路線図

浦和近辺JR路線図

 そちら方面の方々には常識なのであろうが,旅行者として訪れると,ややこしいことこの上ない。

 「西浦和」と「東浦和」の間に「武蔵浦和」があるのはともかく,「南浦和」もそこに入っているのはいかがなものか。

 そして,いかにも「西浦和」と「東浦和」の間にありそうな「浦和」や「中浦和」は,実際には別の線上にある。

 「中浦和」には「武蔵浦和」から,「浦和」には「南浦和」から行けることになっており,さらにその「浦和」の先に「北浦和」があるわけである。

 なんでこんなわかりにくそうなことになってしまったのかと思うが,路線図をつらつら眺めて見るに,どうもこの辺りは「そういう発想」で駅の命名をしているからであることが伺える。

 「北与野」「南与野」「与野」「与野本町」(またしても「与野」は「北与野」「南与野」とは別の線上である)や,「北戸田」「戸田」「戸田公園」,「東川口」「西川口」「川口」(今回は「東川口」と「西川口」すら別の線上である)などの駅名が散見される。

 そう思って見ると,「蕨」の独自性のなんと雅で素晴らしいことか,という気持ちになる。

 そして,ノーマンがこの路線図を見たら怒り狂うのではないかと心配もする(ウソである)。

 

 こんなことばかり考えているのはどうかとも思うが,認知屋なので仕方がない。

 先日も,学会で川越方面に出かけたが,そこでも「川越」と「川越市」が同じ東武東上線上に隣接して存在することに「ややこしいやん!」と憤り,しかも「川越」駅が川越市内にあることに気づいて「なんでやねん!」と悪態をついた。

 それもこれも「ノーマンと同じ」認知心理学者であるが故の宿命である。

 絶対ウソやろ,って話ですけど。

コメント (8)

hatemasu:

ご紹介,ありがとうございます。

で,以前に当方のブログにいただいたコメントと似ているのですが,

♪ウラワ〜ウラワ〜,ウラウラワ〜・・・♪

という曲が頭から離れないのですが,どういたしましょう?

川上:

コメントありがとうございます。

実はこちらは,画像の右端に注意が行ってしまって,

「ホテル,ニュー越谷」

という「声」が頭から離れないのですが,どういたしましょう?

hatemasu:

やはり聞こえてますか。
私も“オーディナリーピープル”なので,上記の曲の合間に,あの「声」が聞こえておりました。
でも互いに貶めるだけなので,この年代制限コメント,“できれば内緒で続け”ることにしましょう。

川上:

そうですね。そうしましょう。
BGMはとりあえず“エーゲ海の真珠”byポール・モーリアということで。

死神:

線路図をみて、確かに、駅の名前とその駅のある場所に疑問を持ちました。
ややこしいですよね。。。
私の場合、初めて1人でこんなところに行ったら、きっと迷うというか、混乱するでしょう。
その前に、地図をみているだけで、イライラしてくるでしょうね(+_+)
            川上先生のことが好きな死神より

川上:

そうですね。
車内アナウンスを聞くにしても,こう「東」とか「南」とか「浦和」とか
ばっかりでは,混乱してくると思います。
そういう意味では,本学御用達の近鉄大阪線も,「河内」が多すぎですね。

kokoro, He is I:

院生時代、毎日乗っていた阪急千里山線は、千里山→南千里→(山田)→北千里と、千里だらけでした。
大江千里の大ファンだった友人は、「千里」にたくさん出会えてドキドキ、と喜んでおりました。

「浦和××」というアイドルでもいれば・・・。

川上:

そう考えると,実はそこら中に同じようなことが起こっているの
かもしれませんね。で,地域密着型アイドルとかの命名の際には
こうした「単純接触効果」を活かした命名が可能になるのかも
しれません。ならんか。。。

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