自慢というほどでもないが,πは小数点以下30桁まで暗唱することができる。
ちょっとした記憶術を使えば,このくらいのことはそれほど難しくないので,興味がある人は是非「認知心理学」や「ことばと記憶の心理学」を受講してもらいたい。
心理学的に言えば,“意味”を付けることがこれすなわち記憶に残りやすくする基本中の基本である。
「ウグイス鳴くよ平安京」といった類いの語呂合わせがまさにこれであり,実はπの暗唱もこれを使っているのである。
ここから,元素の周期表の暗記の話に行っても良いのだが,なぜだかこの元素の周期表業界(の語呂合わせ)は下ネタのオンパレードなので(血気盛んな中高生に教えなければならない,といった要因が関与しているかもしれない),ここではこれ以上は展開しない。
で。
あらためて語呂合わせであるが,ところ変わった英語圏ではこの辺りどうなっているのだろうと常々思っていたのである。
そうしたら,πについてのおもしろいフレーズを見つけた。
いわく,
Can I find a trick recalling pi easily?
訳すとすれば,「簡単にπを思い出すトリックって見つかるかな?」といったところだろうか。
お察しの方も多いかもしれないが,このフレーズ自体が“簡単にπを思い出すトリック”なのである。
メタフレーズと呼んでも良いかもしれない。
このフレーズを構成する単語の文字数を順に数えていくと,3,1,4,1,5,9,2,6,となっており,これがπそのものとなっている。
オシャレだなぁ。
下ネタに展開してなくて良かった!って話ですけど。