とある国立大学の生協書籍売り場を覗いていたら,安永航一郎氏の新刊(漫画)が店頭に並んでいるのが目についた。
題して「青空にとおく酒浸り」である。
タイトルを見ただけで,中身を全然確認しないで書いているのは問題かもしれないが,ともあれそのタイトルにちょっと驚いたわけである。
というのも,これは,自分が個人的に考えたことのある“駄洒落”とまったく同じであったからである。
まぁそのような一致はよくあることなので,驚くほどのことではないのかもしれないが,安永航一郎氏は,結構好きな漫画家さんであるので,少し嬉しかったというのが正直なところである。
もちろん,「好きな漫画家さん」である,ということは,なんていうか“感性”みたいなものが近い(こちらには漫画の才能などはまるで無いのであるが)ということであろうから,こうした一致が起こる確率はむしろ,あまり好きではない漫画家さんよりは高いと考えるべきであろうが,それはともかく。
次に考えたのは,リアルタイムでこの漫画を読んでいる人達(くどいようだが中身を全然確認しないで書いているので,どのくらいの年齢層を狙っているのか確かではないけれども,流石に我々世代ではないだろう)が,どの程度の確率でこの“駄洒落”を理解できるのだろうか,ということである。
一定世代以上の人達には蛇足を承知で書いておくが,これは,かの有名な女子スポ根アニメ「アタックNo.1」の主題歌の歌詞,「♪青空に遠く〜叫び〜たい〜♪」の駄洒落である。
で。
この主題歌,今,どのくらいの若者(この言い方がもうオッサン臭いのであるが)は,どのくらい知っているのであろうか。
つまり,これ,どのくらい“駄洒落”だと理解されているのか,というのが疑問なのである。
駄洒落だと理解される方が良い,という話でもないし,理解されない方が良い,という話でもないが,素朴にそんなことを考える午後であった。
あぁ,それって午後だったのね,って話ですけど。