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斑馬は読めないかもしれないが...

 “ゼブラ”という文房具の会社がある。この社名の由来は,ゼブラ,つまりシマウマの漢字表記にあるらしい。
 
 シマウマは漢字では斑馬と書く。
 この“斑”という字は,“文”が二つの“王”に挟まれている。
 つまり「文房具の王」という思いを込めて,ゼブラという社名が選択されたとのことである。
 
 漢字部品研究者としては,力づけられる思いのするエピソードである。
 ことほどさように,人間は漢字部品に影響されているのだ(強引か)。
 もちろん普通の生活を送っている人にとっては,“喜”という字の中に“豆”という字が隠れているだとか,いやいやそれを言うなら“局”という字の中には“句”という字が隠れているではないか,とか,そんなことより “瀞”という字は“清”と“争”とに分けられちゃうよ,とか ,そんなことはきっとどうでも良いに違いないのだが,それでも実は人間の漢字情報処理はなかなかに大したものであって,こうした漢字部品の処理は,実は意識せずとも自動的に行われているのだ。
 こうした人間の“高性能さ”に是非とも気づいて欲しいと思うし,「斑」という字の中の「文」にも(そうした意味では,“字”の中に”文”があるわけであるから,それはそれですごいことだと思いませんか?何言ってるかわからないかもしれないけれど)にも,もっと注目してあげて欲しいと思う。
 
 ま,そんなことを思いつつ,「心理言語学」の授業の準備をしているわけである。
 てことで,「集中講義頑張るぞ!」って話ですけど。
 

コメント (1)

死神:

集中講義,頑張ってください(*´д`*)

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