賢者の定義は...

 先日,友人と話していてホジャ・ナスレッディン(今,あらためて調べてみるとナスレッディン・ホジャという表記の方がメジャーのようだ。ちなみにホジャが先だと,名古屋ではそれは単なる接続詞的な間投詞だと思われる可能性もあるが,話題のきっかけとなった,とあるお店に敬意を表してこのままの表記で行くことにしよう)についての話題になった。
 
 寡聞にして知らなかったのだが,友人によれば,ホジャ・ナスレッディンは,トルコの有名賢者であるらしい。
 そして,彼の逸話として,友人がこんな話をしてくれた。
 
 ある日ホジャ・ナスレッディンがロバの背中に後ろ向けに乗っていた。
 それを見かけた男,
「ホジャさん,あなた,ロバに後ろ向きに乗ってますよ!」
 するとホジャ,
「いやいや,私はロバに後ろ向きに乗ってるんじゃない。ロバが逆を向いているだけなんじゃよ。」
 
 うーん
 口がない壺をひっくり返したら底まで抜けてる!という落語を思い出したが,なんだか納得がいかない。
 全国のホジャファンの人たちには申し訳ないが,この逸話は,少なくとも個人的に想定する賢者の定義からは遠い気がする。
 むしろ負けず嫌いの定義の方に近いような気がする。
 もちろん,当意即妙というか臨機応変というか,そうしたことは,賢者の条件であるだろうし,それはそれで感じさせられるエピソードではある。
 まぁ,日本で言えば「一休さん」のような位置づけであるので,賢者と言えないこともないのではないかと思うが,それにしても,なんだかしっくり来ないエピソードであった。
 そして。
 その話題のきっかけとなった,とあるお店(実はカレー屋さん)には,入ったことがないので,入ったことがあるという友人に,印象を尋ねてみた。
 その際,そのお店のカレーに添えられていたのを思い出そうとしていた友人の,
 
「なんだったかなぁ,あ,ピタパンだ!」
 
 という台詞に,思わず
 
「どっちやねんっ!」
 
 と突っ込んでしまったことは,やはり感性が間違っている気がする。
 こっちはこっちで,賢者の定義からはほど遠いって話ですけど。

コメント (3)

死神:

“ある日ホジャ・ナスレッディンがロバの背中に後ろ向けに乗っていた。

それを見かけた男,
「ホジャさん,あなた,ロバに後ろ向きに乗ってますよ!」

するとホジャ,
「いやいや,私はロバに後ろ向きに乗ってるんじゃない。ロバが逆を向い
ているだけなんじゃよ。」”

笑(●^o^●)♪ ウケました!


これは,『星の王子さま』という本のはじめに出てくるお話と,少し似ている
ような気がします(#^.^#)


                    川上先生のことが好きな死神より

まるでお人形さんのような先輩:

"這っても黒豆"に極めて近い。

川上:

皆様コメントありがとうございます。
まぁ,要するに知性と屁理屈は紙一重ということではないかと
思います。
あ,思い出したことがありますが,長くなりそうなので,これは
またブログ中で展開します。

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