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撲滅には反対なような気も...

 先日(と言っても実はずいぶんと前のことになってしまったが),某有名インターネット総合サービス企業からダイレクトメールが送られてきたのであるが,その謳い文句がちょっとひっかかった。

 いわゆる「訳あり商品」,より厳密に言えば「訳ありグルメ」の大セール,というような企画であったのだが,その謳い文句に曰く,

 

 

「日本の『もったいない』を撲滅!」

 

 

 うーん……

 

 「もったいない」は撲滅しちゃいけないような気がするなぁ f(^ ^;;;

 

 ともかく「『もったいない』を撲滅」はしっくり来ない。

 ひょっとして,その辺りに何か省略があるのかとも考えてみた。

 

 

「日本の『もったいない』ものを撲滅!」

 

 

 なんだかさらに違う感じである。

 

 

「日本の『もったいない』感じを撲滅!」

 

 

 こんな感じかなぁ。。。

 つまりは,この謳い文句の何がしっくり来ないのかと言うと,「もったいない」という感覚を持った後に,その感覚そのものを撲滅する,と捉えてしまうことが問題なのではないだろうか。

 「もったいない」と思う感覚そのものは非常に大事であると思うので,その感覚を撲滅されては困るわけである。

 

 で,おそらくこの謳い文句の言わんとするところは,「もったいない」と思わなくて良いようにしよう,ということであろうと推測される。

 つまりは,「もったいない」という感覚を持つ前に,予防的に撲滅しようということなのだろう。

 なので,強いて言うならば,「もったいない」と感じないといけないような状況を「許しておけない!」ということだと解釈すれば,なんとか納得できる気がする。

 

 だとすれば,

 

 

「日本の『もったいない』状況を撲滅!」

 

 

 と考えればよいのかもしれない。

 

 ということで,いろいろと考えていたら少し心が落ち着いたのであるが,こんなことに頭を使ってる時間がそれこそもったいないって話ですけど。

コメント (5)

死神:

はぃ、そうですねぇ~、「もったいない」は撲滅しちゃいけないですねf(^ ^;;;


訳あり商品という言葉、何か懐かしい感じがします。
某テレビドラマ“コールセ〇ターの恋人”で、訳ありタラコを紹介していました。
ここでのタラコは、少し形が崩れているなどの理由で訳ありとなり、価格が通
常より安くなっていました。

今回、川上先生の所へ送られてきた企業からのダイレクトメールも、こんな
感じの商品だったのでしょうか?


                        川上先生のことが好きな死神より

kokoro, He is I:

H中女史から聞いた話。
補正下着だったか、ダイエット食品だったか、
まあ、とにかくそんな類のチラシのキャッチコピーが、

「憧れのボディラインがよみがえる!」

…二人でツッコミまくりましたよ(^^;)

川上:

コメントありがとうございます。

>死神さん
そうですね。そんな感じの商品のダイレクトメールでした。

>kokoro, He is Iさん
えっ,もちろん「よみがる」んですよね???

kokoro, He is I:

「よみがえる」というからには、過去にその状態にあったことを前提としていますが、
それなら「憧れ」ではあるまい・・・(-_-;)

「憧れの身長がよみがえる」、「憧れの足の長さがよみがえる」・・・って、
よみがえるものなら、よみがえってほしいものです。

川上:

あはは。
なんだか捨て鉢なテンションのコメントありがとうございます。
結局,「伝説が始まる」のブログで以前書いたように,語感だけが
心地よければそれがあまり深く考えられずに使用されているのだと
思われます。
まぁそもそもコピーの世界はそういうものかもしれませんので,
そんなのにいちいち目くじらを立てている我々の方が間違っている
のかもしれません。

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