自信の根拠がわからない

 予告の通り,某ホルモン屋さんのキャッチコピーの話である。

 このお店には「ネギ塩ダレ」という選択肢があり,どうやらこれを一押ししたいようであった。

 確かに,ネギ好きの人にはたまらない選択肢であると想像できる。

 で,これのキャッチコピー。

 

「ネギが苦手な方でも大丈夫!!!」

 

 その自信はどこから来るのか。

 苦手と言うからには,ネギのどこかがお口に合わないわけであり,そのポイントは個々人によって異なることも予想される。

 それなのに,「大丈夫!!!」という,そのビックリマーク3つ分の自信の根拠はどこにあるのか。

 問い詰めたい。

 小一時間問い詰めたい,というような気持ちになるのである。

 そもそも,なんでそっちの方をターゲットに設定したのか。

 確かにネギは比較的好き嫌いの多い食材だと思われるし,子どもの嫌いな食材ベスト10くらいには入りそうである。

 なので,ターゲットを広げるという意味では,この領域もカバーしておくことが必須であるとの考え方もあろう。

 しかし,こちらのイメージが偏っているかもしれないが,ホルモン屋さんの客層は,こうした「子ども」の客層からは外れていると思われ,ネギが苦手な方層をターゲットにすることは,それほどマーケットの拡大にはつながらないのではないかと想像される。

 なんて話を書いていたら,「最近ホルモンが若者に流行りらしいですよ」というような話を,某先生からうかがった。

 そうであったか。

 なるほど,そういうことであれば,ナットクできるわけでもないか。

 ともあれ,そうした自信,ある意味で見習いたいものである。

 もちろん時と場合によるけれど,って話ですけど。

コメント (4)

死神:

ネギ塩ダレ、食べたくなってきました(*^_^*)笑

このキャッチコピーの自信はどこからくるのか、ホント気になりますね。
特に、ビックリマークを3つ付けているところが、悩みどころです。なぜ
3つも必要だったのか…。

川上先生が行かれているホルモン屋さんには、なぜ、キャッチコピー
が必ず付いているのでしょうか?

川上:

コメントありがとうございます。
ビックリマークについては,数が多いほど強調度合いが強い,
というような了解があるようですね。劇画的(?)な表現ですが,
促音を表す「っ」を多く連ねる表現方法もありますね。
なんとなくわかるようなわからないような感じです。「あ」に
濁点が付いた場合の発音とかと同じでしょうかね。

kokoro, He is I:

>このお店には「ネギ塩ダレ」という選択肢があり,どうやらこれを一押ししたいようであった。
>確かに,ネギ好きの人にはたまらない選択肢であると想像できる。


ネギ好きの人がネギを好きなポイントと、ネギが苦手な人がネギを苦手なポイントは、
多分に重なっていると思われます。

「ネギが苦手な人でも大丈夫!!!」ということは、
ネギ好きにとってはいささか物足りない代物ではないでしょうか。

ネギが苦手な人集団は、どんなに工夫されても、ネギに対しては消極的でしょうから、
それを取り込むメリットと比べれば、
ネギ好き集団からの評価を下げるデメリットの方が大きいように思いますけどねー。

川上:

ていうか,微妙なタイミングでのコメントありがとうございます。

そうですね。ポイントとしては重なっているでしょうから,
ネギ好き集団が逃げるリスクの方が高いでしょうか。もちろん
ネギ好き集団がそこまで解釈したうえで「ネギ塩ダレ」を注文するかどうかは
難しいところですが…。キャッチコピーまで行く前に「ネギ塩…」の辺りで
脊髄で注文してそうですね。なんせネギ好き集団ですからf(^ ^;;;

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