誤字にメタを想う

 ずいぶんと前のことになるが,ある事務の方から,作成した書類を確認して欲しい旨のメールをいただいた。

 その文面。

 

 

。ご確認いただき,五時等も含めてご指摘いただきますようお願いいたします。」

 

 

 うーんメタ誤字である。

 「五時だとメタ誤字だ」というフレーズが(とあるメロディと共に,あるいは,とある鳴き声と共に)頭に浮かぶ(年代制限ネタかも)。

 もちろん単なる変換ミスであるのだが,その誤変換がどこで起こるのか,あるいはどういう文脈で起こるのかによっておもしろさ(味,という感じであるので,おもしろみあるいはおかしみという感覚がしっくり来るが)の程度が大きくなっているわけである。

 「そこでかい!」みたいな感じであろうか。

 ともあれ,こうしたメタ的な話は実におもしろい。

 「貼り紙禁止」という貼り紙であるとか,あんまり美しくない看板屋さんの看板,とか。

 少し違うが,「紺屋の白袴」とか「医者の不養生」といった表現にもそういうニュアンスが感じられる。

 さらに言えば,「例外のない規則はない」という規則に例外はあるのか?,とか。

 こういうメタ的な話は考え出すとキリがない。

 メタ,という概念で括れるかどうかはわからないが,このように一段上から俯瞰的に考えることはきわめて重要であるとも思う。

 心理学における生態学的妥当性の話なども,ある意味では一段上からの視点であるのかもしれない(生態学的妥当性については,今日のところはここではこれ以上展開しない)。

 で。結局例外はあるの?って話ですけど。

コメント (3)

死神:

いったいどのようにして、「誤字」が「五時」になってしまったのでしょう。不思議ですね。
私の場合、携帯を使ってメールをする時、誤字がないかどうか、何度も自分のうった
文章を読み返しますねぇ~(#^.^#)

なんだか、川上先生のところへ届く書類やメールには、こういったネタがついてくる
ようですね(^。^)y-.。o○
おもしろいです(●^o^●)笑
            川上先生のことが好きな死神より

hatemasu:

「誤字が出るのは何時だ?五時だ。五時だ。五時ら。」
どうもすいません。

川上:

コメントありがとうございます。

どんどん年代制限的な方向に流れていますが,そういうのは
大好きです。「お嫌いですか?」「お好きです。」みたいな。

あまり関係ないですが,年代制限の話を。
昨日,とあるフォーラムのパネルディスカッションに出ていました。
その打合せの席で,とある他大学の先生と「学生が“ジュウシマツ”を
知らない!」という話で意気投合してしまいました。私の場合は,
学生達がギュウギュウに詰まって着席している様を「ジュウシマツか!」
と突っ込んだのですが,まったくわかってもらえませんでした。

ともあれそんな感じで勝手に年代制限かかりながら行きたいと
思います。

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