停電を思い出す

  先回のブログで,オープンキャンパスの話を書いていて思い出したのだが,以前,本学オープンキャンパスの最中に落雷による停電があった。

 その時は,うちの学科の説明というのをkeynote(MacOSで動くプレゼン用のソフト。PowerPointみたいなものである)を使ってプレゼン中だったのだが,停電ではさすがにプロジェクタも使用不能である。

 幸い(と言うべきかどうかは疑問だが)聴衆の皆さんの人数も少なかったので,その場で車座になってのトークに切り替えて,特に混乱もなく終了させた。

 

 それにつけても,たぶん来て頂いた皆さんには,印象深いものになったのではないかと予想する。

 こういう経験が,「いやな経験」として符号化されるのか,「よい経験」として符号化されるのか,興味深いところである。

 基本的には,こうした経験はネガティブな経験である。

 しかし,きっと,みんなで力を合わせて事態(停電)を解決する,なんてことになれば,ポジティブな経験に反転することは想像に難くない。

 もちろん,そして残念ながら,そういった展開にはなるはずもなく,事態は収拾された。

 

 ただ,停電になってしばらくしてから,ややパニクった感じの本学のスタッフの人がやって来られて,

「停電で…雷が…」と事態を説明されて去って行かれた。

 えっと…『「雷で停電」,が明らかに正解ですね』と聴衆の高校生さんと二人で突っ込んでしまった。

 こういう突っ込みが即座に思いつく,あるいは理解できる高校生の人に,ぜひうちに来て欲しいですね。

 そして,こういう突っ込みを共有することは,事態の解決には全然つながらないけれど,それなりの一体感につながるように感じるのだ。

 いったい何のコメントか,って話ですけど。

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